java

Friday, September 16, 2011

sado lesson 秋月 Akizuki Shugetsu

秋月揚明暉



Spring snowmelt.
It is spread in various directions  as someone watches.
Summer thunderhead
Boils down to the bright sky. Born a lot of peaks in the sky.
Autumn harvest.
Illuminate the shadows even in midheaven.
Winter Snow Ridge.
Its beautiful towering figure and refreshing to heaven in solitude.

This poem has been said that Tao Yuanming's work,but there is some theory that seems to it is made by paint artist Gu Kaizhi at the same age of Jin Dynasty (265~420). but i sure that the poem was made by Tao Yuanming,kindly something singing  simple.

the poem is like The Pillow Book (枕草子 Makura no soshi) by Sei Shonagon 清少納言 in 1002.


「四時歌」 漢詩:陶淵明 陶潜(東晉・365~427)
春水満四沢
夏雲多奇峰
秋月揚明暉
冬嶺秀孤松


春水満四澤 (しゅんすい したくに みち)
夏雲多奇峯 (かうん きほう おおし)
秋月揚明輝 (しゅうげつ めいきを あげ)
冬嶺秀寒松 (とうれい かんしょうを ひいづ)


春水滿四澤 春水 四沢に満ち 
夏雲多奇峰 夏雲 奇峰に多し
秋月揚明暉 秋月 明暉を揚げ
冬嶺秀孤松 冬嶺 孤松秀でたり

春は水が 四方の沢に満ちる
夏は入道雲が すばらしい峰を形づくる
秋は月か 明るく輝いて中天にかかる
冬は嶺に すっくと立つ一本松の緑が鮮やかだ

★石川忠久『冬の詩100選』NHK出版

(訳) 
春は 雪解け水 
それは 見る間に四方へ広がって行き 
夏は 入道雲 
明るい空に沸き起こり 幾つもの峰を空に産み出す 
秋は 名月 
中天に懸かって 影さえもを照らし出す 
冬は 雪の嶺 
天に向かい スッキリと聳え立つ その姿が美しい 


禅語「春水滿四澤(しゅんすい したくに みつ)」

陶淵明の詩「四時詩」に「春水滿四澤、夏雲多奇峰。秋月揚明暉、冬嶺秀孤松。」(春水四沢に満ち、夏雲奇峰に多し。秋月明輝を揚げ、冬嶺孤松に秀ず。)とある。春水(しゅんすい);春になって氷や雪がとけて流れる水。四澤(したく);方々の池や湖。『彦周詩話』には「春水滿四澤、夏雲多奇峰。秋月揚明輝、冬嶺秀孤松。此顧長康詩、誤編入陶彭澤集中。」(春水四沢に満ち、夏雲奇峰に多し。秋月明輝を揚げ、冬嶺孤松に秀ず。此れ顧長康の詩、誤りて陶彭沢集中に編入せん。)とあり、顧卜之(こがいし)の詩とする。『如淨和尚語録』に「除夜小參。年盡月盡日盡時盡。以拂子劃一劃云。盡情劃斷。舉拂子云。者箇無盡。還見麼。喚作清涼拂子。受用無盡。今夜共諸人分歳。説法無盡。所以春水滿四澤無盡。夏雲多奇峰無盡。秋月揚明輝無盡。冬嶺秀孤松無盡。一年如是。過去無盡。一年如是。到來無盡。若恁麼見得。日日眼睛定動。時時鼻孔軒昂。依舊年月日時悉皆無盡。雖然盡與無盡。」(除夜小参。年尽き月尽き日尽き時尽く。仏子を以って画一画して云く、尽情画断。仏子を挙げて云く、者箇尽きず。還た見る麼。喚んで清涼仏子と作す。受用尽きず。今夜、諸人分歳を共にし、説法尽きざる所以、春水四沢に満ち尽きず、夏雲奇峰に多く尽きず、秋月明輝を揚げ尽きず、冬嶺孤松に秀じ尽きず。一年是の如く、過去尽きず。一年是の如く、到来尽きず。若し恁麼に見得し、日日眼睛を定動し、時時鼻孔を軒昂せば、旧年月日時悉皆尽きざるに依り、尽きると雖も与に尽きず。)とある。

http://shomon.livedoor.biz/archives/51446715.html

この詩は陶淵明の詩と言われていますが、陶淵明と同じ東晋の時代の画家の顧愷之の作品ではないかという説もあるようです。
ただ、やはりこういう素朴に歌いあげるところなんかは、陶淵明の詩ではないかといわれるところなのでしょう。

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